しぃの本棚

つぶろ小説(腐要素含む)をマイペースに投稿中。

レッドカードまであと少し(弟兄)


兄さん誕生日話その2。5/3の弟兄の朝。
(会話文のみです)


















「……ん……」

『あ、兄者起きた?おはよう』

「…はよ…いま何時だ…?



 、い…っ!!…なんだこれ、全身痛ぇぞ…」

『あーごめん、昨日無理させたかな?』

「ほんとだよ全く…喉も痛ぇし…最悪だよ…」

『けど兄者も可愛い声で喘ぎながら「おとじゃぁ…もっとぉ…!!」って言ってたじゃん』

「うるせぇそれ以上言うな」

『「も、イクからぁ…いっしょに…!!」なんて泣きながらキスしてきたのはどこの誰「だから黙れって言ってんだろ」…はーい』

「そもそもお前昨日何回シた?」

『んー…3回?いや4回か』

「おかしいだろ普通2回で充分だろ」

『いやだってあんなにエロく乱れる兄者を見たら我慢出来ないじゃん?』

「馬鹿なの?性欲馬鹿なのお前?」

『ごめんって…次からは気を付けるからさぁ』

「ったく…いてて」

『けどその様子だと今日はどこも行けそうにないね?』

「腰痛てぇし身体痛てぇからな」

『せっかく兄者の誕生日だからどっかお出かけできればって思ってたんだけど…やっぱごめん、俺のせいで』

「…いいよ、気にすんな」

『でも…』

「今日はお前が一日俺と一緒にゲームしてくれたらそれでいい」

『兄者…』

「お前さえ居ればいいんだよ、俺は」

『ッ…』

「俺の誕生日、一緒に過ごしてくれるんだろ?」

『、もちろん!!』

「それで充分だよ」

『…兄者』

「ん?」

『お誕生日おめでとう』

「…サンキュ」

『愛してる』

「…俺も」

『ねぇキスしていい?』

「…いちいち訊くな馬鹿」

『ふふっ、はいはい………ん………』

「ん……ぅ、ん………」

『………っ、は………』

「は、ぁ……ん……ぅ…」

『っはぁ………




 あー…わりぃ、兄者。先に謝っとく』

「へっ…?



 あ、ちょっ、お前、待て、まさかっ…!!」

『もう我慢できねぇ』

「嘘だろお前!!やめろ、離せ、無理だって!!」

『優しくするから』

「馬鹿、ふざけんなお前、無理、無理だから!!



 っ、あ、やだ、いや、やめ…っ、あぁ…!!」




結局この後2回行為に及んだ俺は【性欲ゴリラクソ野郎】という不名誉なあだ名を兄者に付けられ、さらに翌日も動けない兄者を見たおついちさんに『あーあー若いって実に素晴らしいねぇ弟者くぅん?』と散々嫌味を言われたのであった(弟者談)


END